浜中町について
HAMANAKA
-浜中町-
さいとう水産が
うにの養殖を行う"拠点"
ここだからできる。
いや、ここでしかできない。
そんな特別な場所...
"浜中町"
釧路から東へ車で1時間半ほどのところにある浜中町。陸には“花の湿原”と呼ばれる霧多布(きりたっぷ)湿原が広がり、かつてムツゴロウ(畑正憲)さんが動物と暮らした嶮暮帰島(けんぼっきとう)が沖に浮かぶ、自然豊かな地です。 サケ、サンマ、カニ、北海シマエビ、アサリ、ホッキ貝、ツブ貝など豊富な海の幸に恵まれ、なかでも天然昆布は一大産地。昆布漁船がボートレースのように一斉に出漁する風景は、初夏の風物詩になっています。また良質な昆布が育つ海は、昆布をエサとするうににとっても最適な環境になっています。
About Life
暮らしについて
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浜中町の概要
浜中町は北海道の東部、釧路総合振興局に属し、太平洋に面した自然豊かな町です。人口は約5,180人、世帯数は約2,500世帯となっています 。町内には霧多布湿原や霧多布岬などの美しい自然景観が広がり、漁業と酪農が主要な産業として発展しています。特に天然昆布の生産量は日本一を誇り、海の恵みを活かした地域経済が根付いています。また、浜中町は漫画『ルパン三世』の原作者モンキー・パンチ氏の出身地としても知られ、町の魅力を広く発信しています。アクセス面では、釧路市から車で約1時間30分、根室中標津空港から車で約1時間35分と、自然と共生する暮らしが息づく地域です。
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気候風土について
浜中町は、太平洋に面した海洋性気候の影響を受け、夏は涼しく冬は比較的温暖な気候が特徴です。年間を通じて霧が発生しやすく、特に霧多布湿原では幻想的な風景が広がります。このような気候は、昆布やウニなどの海産物の生育に適しており、豊かな海の恵みを育んでいます。また、湿原や海岸線には多様な動植物が生息し、自然との共生が色濃く感じられる地域です。四季折々の風景が楽しめる浜中町は、自然愛好家や写真家にも人気のスポットとなっています。
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生活インフラ
浜中町では、住民の暮らしを支える生活インフラが整備されています。町内には医療機関や教育施設、公共交通機関があり、日常生活に必要なサービスが提供されています。また、地域の特性を活かした再生可能エネルギーの導入や、高速通信網の整備など、持続可能なまちづくりにも取り組んでいます。自然環境と調和した生活が可能な浜中町は、安心して暮らせる地域として注目されています。
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文化・イベント
浜中町では、地域の文化や伝統を大切にするさまざまなイベントが開催されています。毎年11月には「浜中町総合文化祭」が行われ、町民による作品展示や芸能発表が披露されます 。また、夏には「きりたっぷ岬まつり」や「浜中うまいもん市」など、地域の特産品や海の幸を楽しめるイベントも開催され、町内外から多くの人々が訪れます。これらの催しは、地域の絆を深めるとともに、浜中町の魅力を広く発信する機会となっています。
Industry & Specialties
産業と特産品
酪農

大自然の中で育まれる良質な乳製品
浜中町は、北海道の中でも特に酪農が盛んな地域のひとつです。広大な牧草地と冷涼な気候に恵まれたこの町では、乳牛たちがストレスの少ない環境で育てられています。町内には複数の牧場が点在しており、日々、新鮮で高品質な生乳が生産されています。これらの生乳は、バターやチーズ、ソフトクリームといった乳製品として加工され、町の特産品として多くの人に親しまれています。観光客にも人気の浜中町産ソフトクリームは、酪農の魅力を身近に感じられる味わいです。自然と共に歩む酪農は、地域の経済と暮らしを支える重要な産業です。
漁業

海とともに生きる浜中の恵み
太平洋に面した浜中町では、古くから漁業が地域の基幹産業として発展してきました。特に昆布やうに、サケ、ホッキ、あさりなどの水産資源が豊富で、なかでも浜中産の昆布は品質の高さで全国的に知られています。海岸線には漁港が点在し、漁師たちは日々、自然と向き合いながら海の恵みを丁寧に収穫しています。最近では、稚うにから昆布のみを食べさせて育てる「浜中養殖うに」への取り組みも進んでおり、その濃厚な甘みと美しい色味が高く評価されています。漁業は、浜中町の文化や風土を今に伝える、欠かせない存在です。
Nature & Landscape
自然と景観の魅力
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霧多布岬(きりたっぷみさき)
霧多布岬は、浜中町の東端に位置する風光明媚な岬で、太平洋に突き出す断崖絶壁が特徴です。高台からは広大な水平線と、季節によって表情を変える海の色を一望でき、訪れる人々に深い感動を与えます。特に朝日や夕日の時間帯は幻想的な風景が広がり、写真愛好家にも人気のスポットです。また、灯台や散策路も整備されており、ゆったりと自然と向き合う時間を楽しめます。運が良ければ、沖合で野生のラッコやエトピリカを見られることもあり、自然観察の楽しみも味わえる場所です。浜中町を代表する景勝地として、多くの観光客が訪れる名所です。
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霧多布湿原(きりたっぷしつげん)
霧多布湿原は、日本有数の高層湿原として知られ、約3,000ヘクタールにもおよぶ広大な自然が広がります。季節ごとにミズバショウやエゾカンゾウなどの湿原植物が咲き誇り、6月から7月にかけては特に見ごたえがあります。希少な野鳥の生息地としても知られ、ラムサール条約にも登録されています。木道が整備されており、誰でも気軽に自然観察を楽しめるのも魅力です。浜中町の大自然を象徴するスポットとして、訪れる人々に癒しを与えています。
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琵琶瀬湾(びわせわん)
琵琶瀬湾は、浜中町の東部に位置する静かな湾で、霧多布湿原と隣接した地形が特徴です。周囲には豊かな自然が広がっており、湿原と海が織りなす独特の景観が楽しめます。波が穏やかで、霧が立ち込める日には幻想的な雰囲気に包まれることも。野鳥の飛来地としても知られており、バードウォッチングや写真撮影を目的に訪れる人も多いエリアです。浜中町の静けさと自然の豊かさを体感できる、隠れた魅力のあるスポットです。
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浜中湾(はまなかわん)
浜中湾は、浜中町の中心部に広がる湾で、町の漁業と生活に密接に関わる重要な海域です。うにや昆布などの漁場として利用されており、地元の水産業を支える役割を果たしています。周囲には漁港や漁師町の風景が広がり、浜中町の暮らしを感じることができる場所です。穏やかな海とともにある日常の風景が魅力で、町の素朴さや自然との共生を象徴する湾となっています。
Sightseeing Spots
観光スポット
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霧多布温泉ゆうゆ
霧多布温泉ゆうゆは、太平洋を望む高台にある温泉施設です。露天風呂からは海を一望でき、晴れた日には絶景を楽しめます。地元の人にも観光客にも愛される癒しの場として人気です。
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霧多布湿原ナショナルトラスト
霧多布湿原の自然を守るため、地域住民と行政が連携して設立した保全活動団体です。湿原の購入や維持管理を通して、貴重な自然環境を未来に残す取り組みが行われています。
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琵琶瀬展望台
琵琶瀬展望台は、霧多布湿原を一望できるビュースポットです。季節によって表情を変える湿原や、遠くに広がる太平洋を見渡せる絶景ポイントとして多くの観光客に人気です。
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霧多布湿原センター
霧多布湿原の自然や歴史を紹介する施設で、湿原の仕組みや動植物について学ぶことができます。展示や映像を通じて、環境保全の大切さを体感できる学びの場です。
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北太平洋シーサイドライン乗馬クラブ
海沿いの絶景ルートで乗馬体験ができるクラブです。初心者でも安心して楽しめるガイド付きプランもあり、自然と一体になれる非日常の時間を味わえます。
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涙岬
涙岬は、太平洋に面した断崖で、名前の由来はアイヌの伝説にちなんでいます。荒々しい波と静寂な景色が印象的で、浜中町の自然の力強さと神秘を感じられる場所です。
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